従来の(乾式)集塵装置付きディスクグラインダーケレン工法の問題点とマルホウでの解決策
従来工法
マルホウでの解決策
簡易養生で施工可能 | …SG工法は、新マニュアル(※2)の湿潤化及び隔離養生と同等の効果を有する措置として認められるための3要件を全て満たし、より厳しい基準を設けております。 |
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湿潤の効果が高い | …常時水を点滴(特許機構)しながらグラインダーを駆動させることができ、除去物と躯体を乾燥させずに作業できます。また、エアー駆動のグラインダーであるため感電の危険性はございません。 |
発塵しにくい | …湿潤されていない除去物は軽く、乾いているためグラインダーの回転する力で発散されやすいですが弊社工法では常時湿潤されているため飛散しにくく吸引しやすい。 また、不陸等に追従できるカバーを使用することで圧着力を維持できます。 |
吸引力が低下しない | …吸引の動力として強力吸引車を使用する場合は1次濾過槽に除去物を集積し、空気だけを吸引することで自動分別が可能。吸引動力としてバキュームコレクターを使用する場合は除去物セパレーターを挟むことで除去物と空気を自動分別が可能。どちらも吸引力・捕集効率の低下に効果的で、モーター等の焼き付きやその他機械損耗も防止します。 |
除去物の処理に手間がかからない | …SG工法では除去物が常に湿潤されているので、粉じん飛散防止に効果的で、前述の通り自動分別が可能な為、周辺環境はもちろん、作業員にも安心・安全に配慮されています。 |
※1 一部負圧隔離養生
※2 建築物等の解体等に係る石綿ばく露防止及び石綿飛散漏えい防止対策徹底マニュアル(令和3年3月)
(湿式)集塵装置付きグラインダー工法
ウォータークリーンSG工法 〈(湿式)集塵装置付きグラインダー工法〉?
湿式バキュームグラインダー〔特許番号 第6482142号〕(湿式集塵装置付きグラインダー)を使用して、アスベスト含有仕上塗材・無機質下地調整材除去に対応します。 常時水を点滴しながら吸引除去しますので粉塵飛散を抑えた施工が出来、際廻りやクラック、狭小部、部分的な施工も可能です。 主な施工法としては、ウォータークリーン工法の補助工法として使用しますが、改修工事時のクラック部分のみの部分的な施工や小規模工事にも対応致します。
ウォータークリーン工法の補助工法として開発された工法で、プラント設置が必要な分、濾過槽を通して廃材と濁水を分別でき、上澄み水は現地放流出来るため廃材処分が軽減されます。
省スペース化を追求した工法で、プラント設置ができない現場でも対応可能な工法です。但し、回収された廃材と濁水は全て固化し梱包するため面積の大きい現場での除去作業は廃棄物の運搬・処分費が増大します。また、強力吸引車に比べて吸引ホースの総延長距離が短くなります。
施工動画
施工方法 | 湿式バキュームグラインダー 使用水量0.5~1L/min 吸引圧力-60kpa~-90kpa 空気消費量1立米/min 回転数13,600min 質量2.0㎏ 対応厚み1~5㎜ ろ過水精度(pH5.8~8.6 アスベスト繊維数50f/?以下) |
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